体の癖から心理を読み解く3つの方法

 

 

 

あなたは自分のことをよくわかっていますか?

性格は見えませんが、体の癖は誰の目にも明らかです。実は、体の癖にはその人の心理状態や思考が表れています。

この記事では、体の癖を通してあなたがあなたを理解する方法をお話しします。

 

 

 

 

足の癖からあなたの心理を読み解く

まずは、足の組み方からお話しします。人の心理状態は足に出やすいと言えます。

 

椅子に座って、体の力を抜き、ゆっくりと足を組んでみてください。

 

 

右足が上になりましたか?

左足が上になりましたか?

 

 

右を上にした人は、

・落ち着きたい

・ひとりの時間がほしい

という意識があり、

明るく気さくな感じがしますが、

自分のことをオープンに話さない傾向があります。

 

左を上にした人は、

・刺激が欲しい

・誰かと関わりたい

という意識があり、

開放的で誰にでもオープンに

自分のことを話す傾向があります。

 

人の心理状態は、足に出やすいと言われています。

貧乏ゆすりをしている人がイライラしていることは明白ですが、頻繁に足を組みかえる人も緊張やイライラを表しています。

もちろん、その日によって組む方の足は変わることがあります。気分が変わることもあるでしょう。それでも組みやすい足というのはその人の内面の傾向を表していると言えます。

 

 

指の組み方の癖からあなたの心理を読み解く

次は、指の組み方から自分を理解する方法をお伝えします。

 

体の前で指を組んでみてください。

 

 

右親指が上になりますか?

左親指が上になりますか?

 

では、右が上になった人は左を上に、左が上になった人は右を上に、指を組み替えてください。

おそらく、違和感があるはずです。

 

このように体の癖は思考パターンの癖を反映しています。

 

右親指が上になる人

→即決型

 

左親指が上になる人

→熟考型

 

という傾向があります。

 

即決型は、スピードを要求します。

・何事も迷いが少なく、

・スピーディーに

・予定、期日を重視します。

問題は、早く解決することと考えます。

 

熟考型は

・納得するまで考える

・プロセスを重視し

・仕事の精度にこだわります。

問題は、確実に解決することと考えます。

 

もうおわかりですね。

・即決型と熟考型は仕事のスタイルで対立しがちです。

・即決型には丁寧に仕事をすること熟考型にはスピードを上げて仕事をすること

 

この2点を付け加えることで、仕事のレベルが上がります。

 

 

腕の組み方の癖からあなたの心理を読み解く

腕の組み方であなたのコミュニケーションスタイルを理解する方法をお伝えします。

 

あなたは腕組みをした時に、どちらの腕が上に来ますか?

 

 

右腕が上になるタイプは思考表現タイプと言えます。

このタイプは、

・我が道を行く

・自分なりのポリシーがある

・安易な発言をしない

・自分の土俵になると雄弁

・話を遮られるのを嫌う

・分かり合えない人と話さない

・話が通じないと思ったらあきらめる

基本的な考えは、「オールオアナッショング」です。

 

左腕が上になるタイプは感情表現タイプだと言えます。

・ソフトな人当たり

・相手に合わせることができる

・会話上手

・会議などでは調整役

・人の話もきちんと聞く

・相手に共感できる

・相手の長所を引き出すことができる

基本的な考えは、「場に応じた柔軟性」となります。

 

対立をしやすいのは、同じ思考表現タイプ同士の場合です。お互いに譲らないので、最悪の場合、物別れになることがあります。

社長の多くは、思考表現タイプなので、同じように自分の意見を押し通す社員を煩わしく思うこともあります。

 

ここでご理解いただきたいのは、組織にはいろんな性格に人材が必要であり、それぞれの役割があるということです。

自分の考えに固執すると、善悪をつけがちになりますが、あくまで個性として適材適所の配属をすることが望ましいと言えます。

 

 

体の癖から人は4つのタイプに分類できる

ここまでの話で、指の組み方と腕の組み方で思考のパターンがあることをお話してきました。

ここでは、その両方を使って、個性を分類する方法をお伝えします。

 

A:右指+右腕

B:左指+左腕

C:右指+左腕

D:左指+右腕

 

Aの人(右指+右腕)

即決型+思考表現タイプ

・常識人

・理想が高く、マイワールドがある

素早く理想を実現するパワーがありますが、

優柔不断な人にイライラする

 

Bの人(左指+左腕)

熟考型+感情表現タイプ

・特殊だと思われがち

・柔軟で芸術的センスがある

前例にとらわれない発想をするが、

興味の幅が広いので、気が散りやすい

 

Cの人(右指+左腕)

即決型+感情表現タイプ

・理屈よりも感覚で判断

・バランスがよく調整力がある

順応力があり行動は早いが

相性が合わない人とは衝突する

 

Dの人(左指+右腕)

熟考型+思考表現タイプ

・思いやりがある

・相手の才能を見出す

問題解決力があり、気配りもできるが、

断ることが苦手で仕事を抱え込みすぎる

 

 

まとめ

いかがでしょうか?

自分に当てはまること、社員に当てはまることはありましたか?

人はそれぞれ違うものです。違う人が組織となり、成長していくのが会社です。

ぜひ、自分の個性を理解し、社員の個性を理解した経営を行ってください。

 

参考文献「カラダ・プロファイリング」おのころ心平

 

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この記事の執筆者

別所諒
・社長の味方コンサルタント
・株式会社経営戦略パートナーズ代表取締役
・心理カウンセラー

著書
「普通のサラリーマンが年収1000万円になる方法」

「がんばっても成果は出ない」

中小企業の2代目社長のサポーターとして、経営、マーケティング、組織開発の相談に乗っている。

 

 

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