プロフィール

 

2時間研修で幹部社員の意識と知識を変革する

社長の味方コンサルタント

別所諒です。

 

 

私は教育学部を卒業したものの、教員にならず、大手企業でうだつの上がらない営業マンとしてサラリーマンをしていました。

 

ある時、あるノウハウを知った私はそのノウハウを活用し中小企業に転職しました。そのノウハウとは、人と競争をせずに、自分の強みを活かして収入がアップする転職をする方法です。転職した私は、その企業で成果を出し役員にまでなりました。収入は2倍以上になりました。その後、私が実践した収入アップの方法は書籍として出版されました。仕事が楽しくないと考えているサラリーマンの光になれると信じていました。

 

当時の私は、ダメサラリーマンがノウハウを身につけたので、自分はなんでもやれると勘違いしました。その勘違いを読者に押し付けていたのかもしれません。

 

今から考えれば、成果は出すものの、私のような横柄な役員は会社の雰囲気を乱します。当時私が考えていた自立とは、役員でありながら「会社(社長)に逆らうこと」でした。社長の気持ちがわからず、思い上がったサラリーマン役員でした。

 

おかげさまで書籍は少々売れて、有名著者などとの人脈も増えました。セミナーに呼ばれる機会も増ました。セミナーには毎回30人〜50人ほどの人が集まってくれました。しかし、会社役員だった私は会社にバレないように活動をしていたため、大きく集客をすることはできませんでした。

 

サラリーマン役員をやっているのがバカらしく、制限なく宣伝すれば自分の力で億万長者になれる思い、独立します。私のノウハウとは、自分の価値を最大限に高めて転職をする方法で、書籍をベースにセミナー活動を本格化した当初は、集客に困りませんでいた。しかし、私が話しているような自分の価値を高める転職に踏み切る人は少なく、セミナーへの集客は次第に難しくなって行きます。

 

売上が下がっても、収入が増えて、一度上げてしまった生活レベルを落とすことは簡単ではありません。さらに貯蓄もしていなかった私は、来月の生活費にも困る状況になりました。売上が上がらないので、金融機関に融資を頼みましたが、実態は生活費の補填です。「コンサルティング会社がなんの設備が必要ですか?」と金融機関の担当者に聞かれましたが、どう答えたのか覚えていないほど焦ってしました。

 

当初の予定が狂い、売上がない状態に焦った私は、次第に頼まれる仕事はなんでも引き受けるようになりました。生活費と毎月の返済を含めて、必要な金額は毎月約100万円。売上のない身にすれば重い金額です。

 

困り果てて、お金のために、どんな仕事でも受けていたので、専門分野が曖昧になり、忙しい割りには売上が上がらない状態になります。

コンサルタント

研修講師

コピーライター

書籍ライター

印刷物作成のディレクター

など、依頼される仕事によって肩書きが変わり、自分でも何をしているのかわからない状態になりました。仕事がないことを恐れるあまり、値引きを受け入れ、ますます忙しく、収益の少ない状態に陥りました。2年間ほど休んだ記憶がありません。

 

転機になったのはある「人を育成する」セミナーに参加した時です。それまでの私の研修は、受講生に教えることで行動させるという一方的なものでした。そこで気づいたのは、相手の話に耳を傾け、やる気を引き出してから情報を伝えると圧倒的に成果が出るということでした。

 

私は提供していたのは、個人としての能力を上げて、会社に自分の価値を認めさせるという方法でした。転職をすることで自分の価値を高めることを推奨していましたが、多くの人が望んでいるのは、今の仕事にやりがいを見出すことでした。また、敵対視していた「社長」という立場の方への理解も深まり、社長と社員が相互に理解しあえる環境こそが、最も理想的な状態だということがわかりました。

 

ある時、クライアントの依頼により、コラボのセミナーに登壇することになります。そこで、それまで行っていた「自分の価値を高めるために仕事をする」という考え方一転して、クライアントと参加者を全面的に肯定し、これからの希望につながる話をすることで、人がやる気になり、行動力が目覚めることがわかりました。これまでの「教えること」よりも「肯定すること」でコミュニケーションが円滑になることがわかりました。

 

その後、これまでの仕事の経験を生かして、

 

・コピーライティング研修

・セラピスト向け 企業研修

・社内コミュニケーション研修

・市役所主催の起業講座

・経営者向けマーケティング講座

・営業講座

など、要望に応じた研修を行っています。

研修のスタイルは、専門家として教えるのではなく、参加者を全面肯定し、研修中に出てきた問題を具体的に解決するという手法で行っています。これを問題解決型のコンサルティング研修と言っています。

 

かつ、短時間で学ぶ研修であることが特徴です。

 

人はいくつになっても変わることができるし、成長できると信じています。しかし、中小企業の場合、学ぶ機会に恵まれていません。日々の仕事では、人手が不足しており、学ぶ時間がありません。時間を作り、自分で勉強すればいいのですが、自立した手本がない環境では、自立意識も芽生えないことがしばしばです。

 

だから、時間の取れない中小企業向けに、私は2時間で意識と知識に変化を加える中小企業向けのスピード研修を行なっています。

 

良い会社とは、社長と社員が理解し合いながら、考えと行動を一体化させる会社だと思います。特に社長に考えに経営幹部が共感することが大切です。

 

私の考える研修とは、講師から受講者に何かを伝える場ではなく、そこで出てきた問題を具体的に解決するための実践的な場だと考えています。全ての人は自分と他人を肯定し、起こった問題を自分ごととして捉え、他人に責任にせず、解決のために進んでいけるお手伝いをしたいと思っています。

 

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この記事の執筆者

別所諒
・社長の味方コンサルタント
・株式会社経営戦略パートナーズ代表取締役
・心理カウンセラー

著書
「普通のサラリーマンが年収1000万円になる方法」

「がんばっても成果は出ない」

中小企業の2代目社長のサポーターとして、経営、マーケティング、組織開発の相談に乗っている。

 

 

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